今回は、「コーポレートコミュニケーションの理解に参考になった」と実感できた名著をご紹介します。
年代的に古いものもありますが、名著は色褪せないもの。きっと良い発見があると思いますので、参考にしてみてください。
コーポレートコミュニケーションの考え方がよくわかる1冊
コーポレートコミュニケーション経営 ―広報戦略が会社を変える
柴山慎一 (著)
出版社: 東洋経済新報社 (2011/4/2)
(内容紹介)
「企業の差別化は、ビジネスモデルより、コミュニケーションモデルで体現される」
企業価値の最大化や企業の差別化は、ビジネスモデルではなく、コミュニケーションモデルでより大きく体現される。
コミュニケーションモデルを推進するコーポレートコミュニケーション活動を通じて、コーポレートブランドのイメージが構築される。
企業とは「コミュニケーションする事業体」であり、ステークホルダーとの間の双方向で展開されるコーポレートコミュニケーションの巧拙次第で、コーポレートブランドのイメージやその価値も変わってくる。
「タダの宣伝」と呼ばれて始まった企業のPR活動も、新時代を迎え、広報効果測定やブランド構築など、新しい視点からの業務の見直しが進んでいる。
危機管理や財務的側面からの広報活動など、最新の事例を入れつつ、新しい時代の広報マンのビジネススキルを磨く一冊。
広報活動の基礎が学べる1冊
広報コミュニケーション基礎 (宣伝会議マーケティング選書)
出版社: 宣伝会議; A5版 (2016/12/27)
(内容紹介)
この1冊で現代の広報コミュニケーションの基礎と最先端がわかる!
グローバルに情報が高速で流通するデジタル時代において、企業広報や行政広報、多様なコミュニケーション活動に関わる広報パーソンのための入門書です。
元祖!コーポレートコミュニケーション本として今なお愛される名著
CC(コーポレート・コミュニケーション)戦略の理論と実践―環境・CSR・共生
出版社: 同友館 (2008/8/1)
(内容紹介)
コーポレートコミュニケーションという言葉をタイトルに入れた国内初期の本ではないでしょうか。
企業社会の変容を広報戦略につなげる視点から、わかりやすくコーポレート・コミュニケーションの基本を記し、社会活動・広報活動・マネジメントにおける戦略を丁寧に明示した名著です。
以上、今回はコーポレート・コミュニケーションを語る上で基本となる本を紹介させていただきました。
まだまだビジネス本でも馴染みがない「コーポレート・コミュニケーション」。今後も定期的に本のご紹介もさせていただきます。