社内向けコーポレートコミュニケーションの目的

社内向けコーポレートコミュニケーションの目的

企業においては、社員一人ひとりが重要なコーポレートコミュニケーション要因です。

顧客に会っているとき、社員はその企業を代表して顧客と接しています。メディア取材を受けている瞬間、その社員は社長に代わる企業の代表者と言えます。
これらを始めとした社員の活動は全て、コーポレートコミュニケーション活動であり、それを担う社員は、企業にとっては重要なコンテンツであり、ロジそのものでもあります。

社内向けのコーポレートコミュニケーションは、その要員たる社員との間の双方向の情報交流の機能を担い、コーポレートブランドのイメージを高めるためには非常に重要な位置づけにあります。

その社内向けコーポレートコミュニケーションには、5つの目的があると考えられます。

① 企業理念、ビジョン、経営情報の共有

経営陣などから社員に対して投げかけられるメッセージや方針、さらには収益の実態などの経営情報を伝えることは重要な社内コミュニケーションです。
社員はこういった社内コミュニケーションを通じて、トップの考えや企業の実態を理解し、社会との接点においてコーポレートコミュニケーション要員として機能することになります。

② モチベーションや企業への忠誠心の向上

末端にいる社員からの自社に対する思いや考えをトップにまで伝えるようなコミュニケーションを指します。
これは、所属企業に対する誇りや忠誠心をもとに、経営に対する応援や提言・苦言を発信することからスタートします。その上で、社員間での共鳴を伴って企業全体に拡散・共有され、モチベーションが自然と高まっていくようなコミュニケーションになることが求められます。

③ 社内横串の情報共有

横の連携とも言えるコミュニケーションです。
社内で横断的に情報共有することで、前向きな競争心を生むきっかけになったり、生産性や業績の向上につながることになります。
また、業務を離れたサークル活動やレクリエーション活動、新入社員との交流や社員間の冠婚葬祭の情報なども社員の一体感を生み、風通しの良い企業風土を構築することにつながります。

④ 社会に対する広報を展開するコーポレートコミュニケーション要員の養成

社員が社外の人々と接する際、その社員には企業の代表、あるいは代理人としての振る舞いや発言を期待されているといっても過言ではありません。そのような社外からの期待に応えられるような要員としての自覚と能力をもたせるための社内コミュニケーションです。

⑤ 企業文化の醸成と伝承

企業文化とは一朝一夕で作り上げられるものではありません。
過去からの一貫した企業内部での組織活動、外部との接触を通じて体感された企業への期待や要請、さらには、社員の特性をもとに自然に誘発された組織の雰囲気や仕事の進め方のクセなど、様々な構成要素によって企業文化は構築されています。
こういった代々引き継がれてきたものを現体制の中で共有し、後世に伝えていくようなコミュニケーションです。

重要な位置づけにある「社内向けコーポレートコミュニケーション」にはこういった目的を明確にしたうえで、取り組んでいきましょう。

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