LINE上のユーザー行動を可視化!DNP、チャットボットプラットフォームにBI解析機能を追加

この記事は、 MarkeZine(マーケジン) での記事を転載しています。

大日本印刷とDNPコミュニケーションデザインは、両社の提供する「DNP Chatbotプラットフォーム」に、LINEでのユーザー行動を可視化するBI解析機能を追加した。

 同プラットフォームでは、LINE公式アカウントのMessaging APIを活用したチャットボットを用いて、生活者のニーズに即した企業の情報を発信することができる。企業の保有システムと連動し、チャット形式の自動応答による各種サービスや、メンバーズカードサービスなどを提供することも可能だ。

 今回両社は、同プラットフォームに、チャットボットを通じてユーザーから寄せられたコメントやコンテンツの閲覧履歴など複数のログデータを統計解析し可視化するBI解析機能を追加した。

分析画面のイメージ

これにより、企業の会員管理システムと同プラットフォームをAPIで繋げることが可能に。企業が保有する会員データや実店舗・ECの売上データなどと、LINE上の膨大なユーザーログデータ、さらには天気などのデータを取り込み、オンライン・オフラインを踏まえたユーザーの行動を複合的に分析することができる。

 また、LINEユーザーの識別子と企業が保有する店舗やECの会員IDを関連づけることにより、会員に対するLINE上での施策の効果を可視化。特に新規顧客獲得や上位顧客育成、プロモーションの拡大といった領域において活用できる。

 加えて、施策の効果を測るための分析指標を視覚的に提供することで、企業の担当者は直感的に状態の把握や施策効果の判断が可能になる。

 なお、このBI解析機能は、同プラットフォームを導入しているロクシタンジャポンで先行利用され、その結果や意見などを踏まえて改良・サービス化されている。

情報提供元: MarkeZine(マーケジン)
本記事の掲載元:https://markezine.jp/article/detail/30580

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